...何もかも明らかにして気分だけでもさっぱりしたいとそう思う事もあった...
有島武郎 「或る女」
...「本当に彼女(あのこ)はちっともさっぱりした所がない...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...むしろさっぱりした気持になった...
外村繁 「澪標」
...これでさっぱりした...
豊島与志雄 「或る素描」
...興味がなくなるとさっぱりしたもので...
豊島与志雄 「或る素描」
...これでさっぱりした...
豊島与志雄 「公孫樹」
...さっぱりした輪郭をし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「どこかさっぱりした家(うち)を探して下宿でもしたら好いでしょう」「いえ部屋の事ではないので...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...住居(すまい)は思ったよりもさっぱりした新しい普請(ふしん)であった...
夏目漱石 「行人」
...ヒゲ剃り断行、ヴァレーでジョリ/″\、鼻毛も切り、ヘチマコロンつけて、さっぱりした...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...さっぱりした気性の人であったから...
堀辰雄 「花を持てる女」
...いろいろ手を入れたので幾らかさっぱりしたから...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...彼が旅行したある地方では非常に多数のさっぱりした小家屋や非常によい衣服を見...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ぼくはけれども気持(きも)ちがさっぱりした...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...ああ云うさっぱりしたちぢみは出来ますまい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...紬縞(つむぎじま)らしいさっぱりした着物に...
山本周五郎 「青べか物語」
...紬縞(つむぎじま)らしいさっぱりした着物に...
山本周五郎 「青べか物語」
...さっぱりしたのだろう...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索