...さっぱりしたようすになって...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...このさっぱりした快活な気質の亭主とはまるで違った人間なのだ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...さっぱりした明るいところであった...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...井谷のさっぱりした...
谷崎潤一郎 「細雪」
...竹を割ったようにさっぱりした気性も呑みこめて来た...
徳田秋声 「仮装人物」
...「本当に彼女(あのこ)はちっともさっぱりした所がない...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...むしろさっぱりした気持ちだった...
豊島与志雄 「或る作家の厄日」
...さっぱりした野菜の味と...
豊島与志雄 「秦の出発」
...さっぱりした黒服をまとってるひとりの老人を見かけた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鏝をあてないさっぱりした洋髪の方が...
豊島与志雄 「別れの辞」
...さっぱりした気持ちで団子坂の静栄さんの下宿へ行ってみた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...これでさっぱりした...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...紺と黄色のさっぱりしたネクタイを胸の上にたらしている女であった...
「赤い貨車」
...さっぱりしたと同時にクタクタになってしまいました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...紬縞(つむぎじま)らしいさっぱりした着物に...
山本周五郎 「青べか物語」
...そして、この中にまだ張飛の姿が見えないがと、案じていると、その張飛もまた、ひと足あとから、これへ駈けもどってきて、「ああ、さっぱりした...
吉川英治 「三国志」
...彼のさっぱりした気性には感に打たれた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「さっぱりした」巌流はつぶやいた...
吉川英治 「宮本武蔵」
ランダム例文:
吸わせる やはり野に置け蓮華草 上流階級
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??