...もう何年も前にお妃(きさき)さまがなくなってからは...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...さきに路を照らせし燐火(おにび)も...
巌谷小波 「こがね丸」
...今日も今日とて、チャンウーが、店さきに坐って、スッパスッパと水煙管(みずぎせる)を吸っていた...
海野十三 「少年探偵長」
...それを棒のさきにくくりつけた...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...小林団長をさきにたてて...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...事が起らん前(さき)なら効があるが...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...」主人はさきに立ってすたすた家へあるきはじめました...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...」「お身が去ればお身の落ちつきさきに行くだけだ...
室生犀星 「花桐」
...道が爪先下(つまさきさが)りになった頃...
森鴎外 「雁」
...お妃(きさき)さまは心もおもく...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「十二人兄弟」
...枯枝のさきに突刺(つきさ)して置く約束をした...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...まだこんなにしっかりしてるだ」老人は舟べりや舳先(へさき)を...
山本周五郎 「青べか物語」
...父の居間のある広縁のさきに...
山本周五郎 「桑の木物語」
...万三郎は養子さきの吉岡伊吾家へ戻った...
山本周五郎 「風流太平記」
...夜は舳先(へさき)に見る月の清らなること昨日(きのふ)に異らず候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...駕の中へズバリと入った真槍の穂尖(ほさき)...
吉川英治 「剣難女難」
...さきの箱根、足柄(あしがら)の苦杯を彼は忘れ難い...
吉川英治 「私本太平記」
...これからさきの世のなかは一体どうなるのだ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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