...(一月三十一日)誤訳カアライルが独逸(ドイツ)文の翻訳に誤訳指摘を試みしはデ・クインシイがさかしらなり...
芥川龍之介 「骨董羹」
...醜悪絶類ならしむるものは画工のさかしらなり...
芥川龍之介 「るしへる」
...私は今ひとりになって世のさかしらな人びとに愚かな己(おのれ)の姿を見る苦しみからのがれ...
中勘助 「島守」
...さかしらな顔してこの偉(おお)いなる大人(おとな)にたてを突いて来ただろうか...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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