...まっさかさまに下の方へと落ちはじめました...
有島武郎 「僕の帽子のお話」
...三階からまっさかさまに下へおちました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「しっかり者のすずの兵隊」
...真逆(まっさかさま)に飛込みます...
泉鏡花 「歌行燈」
...さかさまにぶらさがり...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...まつさかさまに落ちました...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...まるでさかさまだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...落ちた煙は逆様(さかさま)に地から這(は)い揚(あ)がる...
夏目漱石 「虞美人草」
...まつさかさまになるとこだ……」と...
林芙美子 「浮雲」
...(急いで下りるつもりで砂をふみ外(はず)して真逆様(まっさかさま)に落ちたと思うと夢が覚めた...
正岡子規 「初夢」
...みんなはわれ勝ちに岸からまっさかさまに水にとび込んで...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...さかさまにしている点である...
宮本百合子 「あられ笹」
...私のこととが全くさかさまになっております...
宮本百合子 「公のことと私のこと」
...それに使用した藁切庖丁(わらきりほうちょう)――――寝台から逆様(さかさま)に飛降りて自殺した患者の亀裂した頭蓋骨――――女房に擬して愛撫した枕と毛布製の人形――――手品を使うと称して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...楡橋門(ゆきょうもん)の上から身をさかさまにして吊り下がりました...
吉川英治 「三国志」
...フーッと真ッさかさまに落ちたなと思うと...
吉川英治 「神州天馬侠」
...さかさまごとがあるもんか」「ですけれど...
吉川英治 「神州天馬侠」
...まッさかさまに墜(お)ちてきた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...まっさかさまに階段をころげ落ちるのだったが...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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