...ああ、わたしは、あのぼっちゃまを、小さいころ、昼も夜も、だいてあげたのに...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...それとも幸福のさいころのこわれた半かけとでもいいましようか...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...ヨハンネスが小さいころにおぼえた...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...墓石(はかいし)に骰子(さいころ)の目まで盛つたのがあつた事だ...
薄田泣菫 「茶話」
...それでも小さいころから私の家と往復して...
太宰治 「秋風記」
...骸子(さいころ)をふる場合に...
中谷宇吉郎 「心霊現象と科学」
...そのさいころを握つて自分勝手な事を考へてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...どの仕事を選ぶべきかとゆき子はさいころを振りながら...
林芙美子 「浮雲」
...わしの小さいころは...
火野葦平 「花と龍」
...骰子(さいころ)を投げる恰好をした...
火野葦平 「花と龍」
...二つの骰子(さいころ)を壺笊に入れ...
火野葦平 「花と龍」
...二六 死の骰子(さいころ)ドイツの帝室博物館に皇帝よりの御出品として「死の骰子」(Der Todes Wrfel)という物が陳列してある...
穂積陳重 「法窓夜話」
...その代に采(さいころ)を出し「これを覚えなくつちやあいけねえ」といひ...
三木竹二 「いがみの権太」
...それはごりっぱな方であることが小さいころから心にしみ込んでいたために...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小さいころ経験した事柄まで書いてしまった...
柳田国男 「故郷七十年」
...親の幸福小さいころから私自身は当り前の子供で...
柳田国男 「故郷七十年」
...私たちが小さいころに女郎つつじなどといったのが...
柳田国男 「故郷七十年」
...そのうちに盆茣蓙の真中に伏せてあった骰子(さいころ)壺が引っくり返ると...
夢野久作 「名娼満月」
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