...寒さが来てからごろ寝ばかりしていて...
犬田卯 「おびとき」
...結局床にごろ寝をしたり...
梅崎春生 「狂い凧」
...そのままごろ寝しても...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...そのままベツドにごろ寝をして...
太宰治 「津軽」
...浜辺にごろごろ寝ころびながら砂いたずらをしてみたり...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...お燗ができました酒がどつさりある椿の花四月六日ごろ寝から覚めて...
種田山頭火 「其中日記」
...ごろ寝したのは三時を過ぎてゐたらう...
種田山頭火 「其中日記」
...その上にごろ寝したまゝ雑誌を読んでゐた息子の市造が...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...着の身着のまゝごろ寝して枕を外し...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...ごろごろ寝ている...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...めいめいに毛布にくるまってごろごろ寝るのである...
寺田寅彦 「花物語」
...ごろ寝をしはじめていた...
徳田秋声 「あらくれ」
...炬燵を拵えて貰ってごろ寝をした...
豊島与志雄 「憑きもの」
...そのうち病勢が進んで畳の上にごろごろ寝る癖がつきました...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...跣足(はだし)のまま竹の床にごろ寝する必要もなければ...
中村地平 「霧の蕃社」
...ごろ寝をしているといろいろなことが聞けるもんです」「このうちでもやるか」「だからこそ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そこですっかりすり切れたような毛布にくるまってごろ寝をしているんだが...
山本周五郎 「陽気な客」
...筵(むしろ)のうえにごろ寝である...
吉川英治 「宮本武蔵」
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