...そのままごろ寝しても...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...例の如くいつしよにごろ寝...
種田山頭火 「其中日記」
...ごろ寝したのは三時を過ぎてゐたらう...
種田山頭火 「其中日記」
...ごろごろ寝ている...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...めいめいに毛布にくるまってごろごろ寝るのである...
寺田寅彦 「花物語」
...台所の方によくごろ寝をしていた...
徳田秋声 「足迹」
...いずれも浴衣に細帯したままごろごろ寝転んでいた...
永井荷風 「夏の町」
...そのうち病勢が進んで畳の上にごろごろ寝る癖がつきました...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...ごろ寝は寒い、柱へ倚(よ)り懸(かか)るのは苦しい...
夏目漱石 「坑夫」
...下賤な面がまえの男女が五人ほどごろごろ寝ッ転がっている...
久生十蘭 「湖畔」
...床(ゆか)の上にはつはものどもが押しならんでごろ寝をしてゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...楽々とごろ寝を貪(むさぼ)っていた例のむく犬の吉むくりと起き立って...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...畳の上にごろ寝をして煤のたまった天井をながめながら主人は...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...いまごろ寝呆けては駄目よ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...「ごろ寝をしていると...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...眠くなると平気でごろ寝をしたという...
山本周五郎 「柳橋物語」
...先ごろ寝返ッた結城勢も加わっておよそ四...
吉川英治 「私本太平記」
...ごろごろ寝ている人が眼について...
蘭郁二郎 「睡魔」
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