...いなごまめ、なつめしゆろ(海棗(うみなつめ))、あさなどは雌雄異株植物だ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...吾々はどのいなごまめを植えたらいゝだらう...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...雄蕋のあるいなごまめを植えてみる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...残念な事に私はいなごまめを知りません...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...木賃宿に於ける鮮人(飴売)と日本人(老遍路)との婚礼、それは焼酎三合、ごまめ一袋で、めでたく高砂になつたが、かなしくもうれしいものだつた...
種田山頭火 「行乞記」
...どの店でも弓張(ゆみは)り提灯(ちょうちん)をつけて、肴屋(さかなや)には鮭、ごまめ、数の子、唐物屋(とうぶつや)には毛糸、シャツ、ズボン下などが山のように並べられてある...
田山花袋 「田舎教師」
...それが数尾のごまめを表わし得て生動の妙を示したところで...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...こいつが田作(ごまめ)の歯ぎしりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...小殿原(ごまめ)を熬(い)って...
夏目漱石 「門」
...沢庵(たくあん)の尻尾も照り田作(ごまめ)も...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...明日(あす)の支度(したく)のむしり田作(ごまめ)...
一葉女史 「大つごもり」
...明日(あす)の支度のむしり田作(ごまめ)...
樋口一葉 「大つごもり」
...俺がいつごまめを喰った」「つがもない! そのおとがめはまことに意外なのでありまして...
久生十蘭 「魔都」
...まさが下からごまめやこぶ巻を入れた重箱を持ってあがって来る...
「鏡餅」
...やっぱりごまめの歯ぎしりだった...
山本周五郎 「契りきぬ」
...いくら吠えてもごまめの歯ぎしりで到底埒が明かぬと多くの人は云ふのだけれ共...
山本宣治 「婦人雑誌と猫」
...田作(ごまめ)じゃぞ』『なに田作』と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...田作(ごまめ)じゃ」「なに...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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