...(表紙の日付は一八四〇年となっている)そのときはわずかに二十夜を含(ふく)むごく小さい本であった...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...ごく小さい蝨(だに)から...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...玄関はごく小さい...
梅崎春生 「狂い凧」
...ごく小さいものが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...ごく小さいもので...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...一帯の山裾がごく小さいながらに...
田畑修一郎 「石ころ路」
...坂路のずつと上の方でごく小さいピカリと光るものを感じた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...つまりごく小さいもののまだ小さい分数に過ぎない...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...あの子のごく小さい時分のこと...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...この子がまだごく小さい時...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...次にコゼットの足はごく小さいので今でもまだはけそうな丈夫な粗末な子供靴(こどもぐつ)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...……僕はごく小さい時分に一度母に連れられてこの近くの豐川稲荷までお詣りにきたことがあつた...
堀辰雄 「春淺き日に」
...普通の田舎家の土間のある家でごく小さい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この下のところにごく小さい穴が見えました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ごく小さいことをおたずねします...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...私のごく小さい時はちょうどこの有志家の発生期であった...
柳田国男 「故郷七十年」
...勇士には片目のごく小さい人は幾らもありました...
柳田國男 「日本の伝説」
...まだごく小さい赤児が這(は)って来た...
山本周五郎 「百足ちがい」
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