...」「御宅はやはり本郷(ほんごう)?」「そうです...
芥川龍之介 「路上」
...噛みくだくようにものをいっていたが符号(ふごう)や数字が眼の前に数限りなくならんでいるのを辿(たど)っていくと...
有島武郎 「星座」
...つごう六人の団員が見はりに立ち...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...つね日頃より貴族の出(しゅつ)を誇れる傲縦(ごうしょう)のマダム...
太宰治 「創生記」
...一升五合」(南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう))というのを繰返し繰返し唱えたことも想い出す...
寺田寅彦 「箱根熱海バス紀行」
...同国人のある者らのたまらない傲慢(ごうまん)さをみずから不快に感じながらも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...コゼットはいかにも神々(こうごう)しい様子で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...何百年とたったような古い大きな鉄格子(てつごうし)のついてる大門...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...片手には大きな螺旋(ねじねじ)の煙管(きせる)を持ち荒い三升格子(みますごうし)の褞袍(どてら)を着て屋根船の中に胡坐(あぐら)をかいていると...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...蕃社は北の方の合歓(ごうかん)山から延びた稜線と...
中村地平 「霧の蕃社」
...しかし先生はこの点について毫(ごう)も私を指導する任に当ろうとしなかった...
夏目漱石 「こころ」
...諺(ことわざ)にも烏合(うごう)の衆と云うから三羽だって存外弱いかも知れない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...蓬とヨモギ源順(みなもとのしたごう)の『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』に蓬を与毛木(ヨモギ)としてあるのがそもそもの間違いで...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...語句の佶屈牙(きっくつごうが)にして調和を欠きたる...
正岡子規 「古池の句の弁」
...この大力(だいりき)の豪傑(ごうけつ)はここでなにをしようというのだろう...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
...その間に江州(ごうしゅう)その他の諸勢を糾合(きゅうごう)するならば...
吉川英治 「新書太閤記」
...ムチを持ちなおして急ごうとする有村の鞍(くら)つぼへ飛びかかってきた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...二十五菩薩来迎図(らいごうず)の雲のようにひどくはないが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??