...ぴょこんとお辞儀(じぎ)をして...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...一同はつぎつぎに床の上に昏倒(こんとう)した...
海野十三 「蠅」
...花の上にちょこんとすわりなおした...
海野十三 「一坪館」
...こんこんと説き聞かせているふうの情景が...
太宰治 「思案の敗北」
...その「へい」と一緒にぴょこんと道阿弥は首を上げた...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...……こんとんとして何が何やら解らなくなつた...
種田山頭火 「其中日記」
...堂々たる大明(みん)の朝廷をして困頓(こんとん)せしめ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...これからあなたの黒馬は百倍の力になりますよ」ぴょこんと不格好なおじぎをして...
豊島与志雄 「天下一の馬」
...そこんところをお伺い申してえんでございます」「黙れ...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこんとこはひとつ安直兄いからよろしくおとりなしを頼みますぜ...
中里介山 「大菩薩峠」
...鉄の棒ですこんすこんと米つきをしてゐる日本髪の娘がゐた...
林芙美子 「瀑布」
...赤ん坊がぴよこんとはみ出たかたちで...
林芙美子 「風媒」
...ちょこんと立っている...
堀辰雄 「幼年時代」
...そうだ! んでもそこんところがなあ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...根がしまつ屋の爺さんには内儀さんのここんところが大いに気にいっている...
矢田津世子 「神楽坂」
...そこんところがハッキリ致しませぬが...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...廊下(ろうか)のあなたにちょこんと両足(りょうあし)で立っていた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...こんこんと血こそ噴いていたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??