...「ああッ……」「こわい!」ねまきを着たお三根が...
海野十三 「金属人間」
...こわいという気もちらしかった...
海野十三 「大空魔艦」
...そのこわい武人が...
江戸川乱歩 「影男」
...美与子、こわいか...
江戸川乱歩 「影男」
...こわいとは思いませんでしたが...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...亡き人の仮声(こわいろ)を使つた...
相馬泰三 「野の哄笑」
...こわい神様みたいなものが...
太宰治 「ヴィヨンの妻」
...こわい……トリゴーリン その気になりさえすりゃ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...しかられるのがこわいから...
寺田寅彦 「鎖骨」
...その間にはちりんちりんと云う電話の仮色(こわいろ)も交った...
夏目漱石 「門」
...大丈夫……」「こわい?」「うゝうん」これでおしまひだ...
平山千代子 「汽車」
...「こわいわねえ」と...
森鴎外 「心中」
...それはこわい物でもなんでもないが...
森鴎外 「鼠坂」
...べつにこわいとも思いませんでした...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「赤ずきん」
...心の中に置いといてくれればそれでいいの」「おれがこわくはない?」「こわいわ」即座に...
山川方夫 「愛のごとく」
...「おい、蛾次公(がじこう)先生、いつまで考えこんでいるんだい」「だけれど、こわいなあ、この三枚をだして負けになると、おれは、空(から)ッぽになってしまうんだろう」「そのかわり、おめえが勝てば、六枚になるじゃねえか、六枚はって、また勝てば十二枚、その十二枚をまたはれば、二十四枚、二十四枚は二十四両、どうでえ、それだけの金をふところに入れて、甲府へいってみろ、買えねえ物は、ありゃしねえぞ」「よし! はった」「えらい、さすがは男だ、よしかね、勝負をするぜ」「ウム、燕作さん、ごまかしちゃいけねえよ」「ばかをいやがれ、いいかい、ほれ……」と、燕作が壺(つぼ)へ手をかける、蛾次郎は目をとぎすます――と、その時だ……ドドーンと、裏山(うらやま)の上で、不意にとどろいた一発の狼煙(のろし)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「こわいのか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「こわいものなしさ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
便利!手書き漢字入力検索