...決してこわい顔だの...
海野十三 「怪塔王」
...こわいとは思いませんでしたが...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...共犯者がこわいから...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...それこそこわいもの見たさのような眼つきである...
高見順 「いやな感じ」
...犬に復讐されるのが、こわいから、しかたなくそっとしておいてやっているのだ...
太宰治 「畜犬談」
...何もこわいことはちッともないじゃないか? 何だそれは」...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...しかられるのがこわいから...
寺田寅彦 「鎖骨」
...――凧がそんなにこわいのかな...
豊島与志雄 「椎の木」
...「こわいんだよ お月さんは...
新美南吉 「ひよりげた」
...ワ――」「何んだいそのワ――てえのは?」「いきなり泣き出した聲色(こわいろ)で」「合の手が多過ぎるよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こわい顔してるのね」静子が...
林芙美子 「お父さん」
...――何か一室に閉じ込められることが非常にこわい...
深瀬基寛 「悦しき知識」
...時々こわい声して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あはははは」例のとおりお父様の声色(こわいろ)である...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...……私はそれがこわい...
山川方夫 「恐怖の正体」
...ばぶ」子供はこわい顔をする...
山本周五郎 「柳橋物語」
...まず影芝居は鳴物入りで役者の声色(こわいろ)...
山本笑月 「明治世相百話」
...じゃんかのこわい顔をした男...
吉川英治 「江戸三国志」
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