例文・使い方一覧でみる「こめる」の意味
スポンサーリンク...あべこべに医者をやりこめるのです... 
芥川龍之介 「仙人」
...突っ張っていた手にひときわ力をこめるために...
有島武郎 「卑怯者」
...煉瓦（れんが）またはコンクリートの壁に塗りこめる（ポーの「アモンチリャドウの樽」...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...洋服ダンスにとじこめる...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...内地からわざわざ送ってこさせるのかい」照子は足をひっこめるようにして...
高見順 「いやな感じ」
...中庭いちめんにもうもうと埃がたちこめる時刻だったが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...それにダルマ型ハンドプレスがオランダから渡つてきたといふのはそのままのみこめるが「活字も外國からきたのだらう」では濟まないものがあるやうに思へた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...でも決してやりこめることはできなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...立てこめる気分の荒涼さでもよくわかります...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼はメルチセデクの尻尾をひっこめるところを...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...金を貯めこめる時に貯め込む必要を感じた...
林芙美子 「浮雲」
...手を引っこめると...
林芙美子 「放浪記（初出）」
...大いに安心していたわけじゃなかったんです」これでなんでも聞きこめるぞ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...大海原でどちらにむけて力をこめるのか...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...諸君の腕っぶしでみんなこそぎこめるようになるだろう...
槇村浩 「華厳経と法華経」
...もってその言葉に真実のひびきをこめることをわきまえていたのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
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室生犀星 「愛の詩集」
...それをあの調子で俺をやりこめるまで...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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