...事こまやかに物語るであろう...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...義雄に對する情が忠實でこまやかになつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...大まかに説明していて心持ちはこまやかに表現されています...
上村松園 「簡潔の美」
...こまやかに降りた靄の中に向ふ側はすでにうす暗く仕事がへりの大工がうしろ姿を見せて一團になつていそいで歸つて行く...
千家元麿 「自分は見た」
...女の匂がまだこまやかに立ち籠(こ)めている暗がりの中に佗(わ)びしい雨の音を聞きながら...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...夕空の殘光に照らし出されて雜木林の色彩が實にこまやかに美しい諧調を見せて居た...
寺田寅彦 「伊香保」
...日光が其土をあとから/\とこまやかに乾かして行く……...
長塚節 「寫生斷片」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...吹く風はこまやかに――祈るよりほか...
中原中也 「山羊の歌」
...こまやかに気を使い...
野村胡堂 「胡堂百話」
...きっとこまやかにうまい工夫をこらした生活法を話しておやりになるのでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それ故きめこまやかに重く平らにすぎていて何といい心持でしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...源氏は几帳の垂(た)れ絹を横へ引いてまたこまやかにささやいた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いっそうこまやかに御愛情の深まっていくにつけても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こまやかに世の中に処していく心の覚悟というようなものを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...平生以上にこまやかに話をしているうちに日が暮れたため...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...愛情をこまやかにそそいでいただくと...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...たとえば顔面の表情が、大陸らしいボーッとしたところを失って、こまやかに、幾分鋭くなっているごときは、その証拠と見るわけに行かないだろうか...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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