例文・使い方一覧でみる「こぶし」の意味
スポンサーリンク...拳（こぶし）に婦人を掴（つか）む真似して... 
泉鏡花 「活人形」
...すかりと握拳（にぎりこぶし）の手を抜くと斉（ひと）しく...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...先生の顔が見られないように……」と思わず拳（こぶし）を握ったのを...
泉鏡花 「婦系図」
...大きなにぎりこぶしが...
江戸川乱歩 「鉄人Ｑ」
...ちょうどこぶしの花の盛りで...
徳田秋声 「仮装人物」
...村落（むら）の處々（ところ／″＼）にはまだ少（すこ）し舌（した）を出（だ）し掛（か）けたやうな白（しろ）い辛夷（こぶし）が...
長塚節 「土」
...代助は拳（こぶし）を固めて...
夏目漱石 「それから」
...やがて君はきっと彼の拳（こぶし）が君の戸口をたたくすばらしい音を聞いたことだろう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「皇帝の使者」
...拳（こぶし）を握ッて歯を喰切（くいしば）ッて...
二葉亭四迷 「浮雲」
...一人に向かって拳（こぶし）をしゅっと突き出すと...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...にぎりこぶしぐらいの大きさの黒い頭をして...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...拳（こぶし）を振って隼人の顔を殴った...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...両方の握り拳（こぶし）をつきだし...
山本周五郎 「山彦乙女」
...拳（こぶし）と拳を出し合った...
吉川英治 「三国志」
...また二つ三つ拳（こぶし）をくらわせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...両手の拳（こぶし）をたかく空へあげ...
吉川英治 「親鸞」
...拳（こぶし）で眼をこすった...
吉川英治 「源頼朝」
...「野郎」安のこぶしは...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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