...駄々(だだ)をこねるんだから仕方がない...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...壁土をこねる男が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...小むづかしい名前をくッつけて理窟をこねると...
添田唖蝉坊 「乞はない乞食」
...またもし彼が狙いそこねるか...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...いつもあたしの方がだだをこねることになって...
豊島与志雄 「千代次の驚き」
...」と隆吉は駄々をこねるように叫んだ...
豊島与志雄 「反抗」
...惚れられたと思やいいじゃないか」彼は駄々をこねるように身を揺っていたが...
豊島与志雄 「反抗」
...為すがままに任せていた方がよい」「それもそうでございますね」「それに越したことはない」「逃げて逃げそこねるよりは...
中里介山 「大菩薩峠」
...人間の子供と遊ぼうと駄々をこねる熊――そうはさせじと引き留むる米友...
中里介山 「大菩薩峠」
...もし商売がお父さんの健康をそこねるというのなら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「判決」
...適度に水分を含んだ塊を順次に取り出しては菓子つくりのやうにこねるのであつた...
牧野信一 「心象風景」
...幾らでもだだをこねるがいいわ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...粒を石臼に入れて杵でこねるのだといふが...
柳田國男 「食料名彙」
...それで却(かえ)って肝心のものを掴みそこねるらしい...
山本周五郎 「百足ちがい」
...八風斎はだだをこねるし...
吉川英治 「神州天馬侠」
...な、よい子だ』『いや、いや!』吉千代は、駄々をこねる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...駄々をこねるのであろうとばかり受け取っていたので...
吉川英治 「親鸞」
...理窟をこねる奴がどこにある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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