...壁土をこねる男が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...こねる方がむつかしいだろうな...
梅崎春生 「狂い凧」
...小むづかしい名前をくッつけて理窟をこねると...
添田唖蝉坊 「乞はない乞食」
...理窟をこねるほうだ...
高見順 「いやな感じ」
...」駄々をこねるように...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...駄々をこねることがなかった...
豊島与志雄 「孤独者の愛」
...なんの足しになるんです? 子供が駄々をこねるようなことをいっていないで...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...何うしても東京へ行きたいと云つて駄々をこねる光子に負けると...
牧野信一 「熱い風」
...適度に水分を含んだ塊を順次に取り出しては菓子つくりのやうにこねるのであつた...
牧野信一 「心象風景」
...美しい人というものは一方の美をそこねるものだから困るのね」と言うと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...其中に入場が無くなつてつひ/\それを取りそこねると云ふやうな事になる...
森林太郎 「混沌」
...粘りをつけてからもう一度杵でこねるのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...小児がだだをこねることをゴンボホルといい...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...彼は『曲軒』という綽名(あだな)をもっている……ともするとなにかひと理窟こねるし...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...村重にたいしてはずいぶん駄々(だだ)をこねる室殿ではあったが...
吉川英治 「黒田如水」
...小理窟をこねる奴だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこねるなよ」「覚運僧都(かくうんそうず)について...
吉川英治 「親鸞」
...理窟(りくつ)をこねる...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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