...この材料を読みこなすことはどうしても西洋人には出来ない...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...「こなし」が過ぎる程こなす人でなければうまくならぬと言っていた...
高村光太郎 「回想録」
...放牧した野馬(やば)を乗りこなすのを職業としていた...
田中貢太郎 「仙術修業」
...しかも巧者にぴちりとはめこなすところに...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...やはり少々分に過ぎたものを乗りこなすところにあるようじゃ」「左様でございますとも...
中里介山 「大菩薩峠」
...この自由をいかに使いこなすかは諸君の権利であると同時に大(だい)なる責任である...
夏目漱石 「野分」
...左腕を自由に使ひこなす迄の練習期間で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...顎の先で使ひこなすと言つた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大物をこなす腕はない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...雑務を忠実にこなす下男...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...人間的生活経験の内容が複雑豊富でそれをこなす技量がカツカツであるという点です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...結局我々の能力がどこまでこれを使いこなすかという問題になる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただその水をこなすだけの道のりがなお残っているかどうかに注意する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それをみないちおう素人ばなれのするくらいこなすので...
山本周五郎 「契りきぬ」
...あれだけ弾きこなすそでのあとで...
山本周五郎 「日本婦道記」
...このとんまの**野郎のひょっとこのおたんこなすめ」また頬でも叩くような音と...
山本周五郎 「へちまの木」
...誰ものりこなす者がない...
吉川英治 「三国志」
...これほどな刀を差しこなす者は...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??