...途中(とちゅう)でこなごなにくだけ散りました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...たちまちこなごなになってしまうと思うよ...
海野十三 「宇宙の迷子」
...怪塔がこなごなになるであろうことは...
海野十三 「怪塔王」
...こなごなにこわれてなくなるのだというから...
海野十三 「火星兵団」
...こなごなにとび散ったとおもうと...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...粉々(こなごな)になった...
海野十三 「見えざる敵」
...それを更(さ)らにこなごなにしてから...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...こなごなにむしり取るのだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...既に砕けた瓦はこなごなに砕かれなければならない...
種田山頭火 「砕けた瓦」
...ふいに風が襲って人麿の妻恋う心をこなごなに吹き散らしてしまった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...粉々(こなごな)にした...
火野葦平 「花と龍」
...食器なんかは こなごなに くだけてしまいました...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
... がしゃん ぐしゃん!こなごなに とびちる ハム...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「わるねずふたりぐみのはなし」
...貨物車がどうなったって? こなごなになってしまったのだ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...シャロットの姫がはっとしてその雄々しい騎士の影に眼を見張った途端に鏡はこなごなにくだけ...
宮本百合子 「衣服と婦人の生活」
...大戦によってこなごなにされた伝統...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...君がこの世界をこなごなに砕いたところで...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...あっしの腕の骨が粉々(こなごな)になって行くような気持ちで...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
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