...」その言(ことば)が終らない中(うち)です...
芥川龍之介 「犬と笛」
...講義でもするような調子で語(ことば)を次いだ...
芥川龍之介 「西郷隆盛」
...美しいお姫さまのことばかり考えているのでした...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...此語(ことば)は...
石川啄木 「菊池君」
...「そらまあ……」驚いた母はすぐにあとのことばが出ぬらしい...
伊藤左千夫 「春の潮」
...「ほんとにそうでございます」と細君はいかにもことばに力を入れていった...
伊藤左千夫 「老獣医」
...この岬の附近まで漂って来ます――」ここで東屋氏は一寸語(ことば)を切った...
大阪圭吉 「死の快走船」
...人から受くることばかりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...腑に落ちないことばかりです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...子供心(こどもごゝろ)に正太(しようた)は何(なん)と慰(なぐさ)めの言葉(ことば)も出(いで)ず唯(たゞ)ひたすらに困(こま)り入(い)るばかり...
樋口一葉 「たけくらべ」
...おけいさんがしょっちゅう君のことばかりかんがえていたといってみたって...
久生十蘭 「黄泉から」
...この万太郎にあいそが尽きたか」以前と少しも変りのない主従のことばです...
吉川英治 「江戸三国志」
...とは一体なんという無慈悲無情なおことばだ...
吉川英治 「剣の四君子」
...いう日吉のことばに...
吉川英治 「新書太閤記」
...玄蕃允に戒告(かいこく)した自己のことばの的中を...
吉川英治 「新書太閤記」
...鈴虫――ことばは慄(ふる)えがちだし...
吉川英治 「親鸞」
...こういうことばにも...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...小次郎のことばには...
吉川英治 「宮本武蔵」
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