例文・使い方一覧でみる「こづかい」の意味
スポンサーリンク...僅かの小遣銭（こづかいせん）をつかってそれらの書物に説明してある実験を行い... 
石原純 「マイケル・ファラデイ」
...「おらも乗って行（ゆ）きゃ小遣（こづかい）が貰（もれ）えたに...
泉鏡花 「海異記」
...ニーナのお小遣（こづかい）から出たのではなくて...
海野十三 「爆薬の花籠」
...小使（こづかい）の親爺だとか...
江戸川乱歩 「五階の窓」
...こんどは可成りの額の小遣銭（こづかいせん）を懐中して...
太宰治 「乞食学生」
...「杖頭（こづかい）もないのに厭（いや）なこった」「まあ...
田中貢太郎 「女の姿」
...時々思いきった小遣（こづかい）をくれたり...
徳田秋声 「あらくれ」
...月々一色から小遣（こづかい）の仕送りのあったことも考えられないことではなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...まだお神に小遣（こづかい）をせびるほど零落（おちぶ）れはしないよ...
徳田秋声 「縮図」
...父が役所の小使（こづかい）勘三郎（かんざぶろう）の爺やと...
永井荷風 「狐」
...実のところは俺（おい）らはモウ小遣銭（こづかいせん）もねえのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...兵馬から若干（いくらか）の小遣（こづかい）にありついた上に...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前もこれをお穿（は）き」「有難う」「お小遣（こづかい）は...
中里介山 「大菩薩峠」
...小遣（こづかい）も適宜（てきぎ）に貰えるので...
夏目漱石 「門」
...京都へ着いてからの当分の小遣（こづかい）を渡して...
夏目漱石 「門」
...今だに空也餅引掛所（ひっかけどころ）になってるなあ奇観だぜ」「歯を填める小遣（こづかい）がないので欠けなりにしておくんですか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...そのころ僕の小遣銭（こづかいせん）は一週間に二十銭と定（き）まっていたからして...
新渡戸稲造 「自警録」
...五人あれば二分二朱にもなるから小遣銭（こづかいせん）には沢山（たくさん）で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
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