...いちいち重箱の隅をホジクルような小理窟を列べてこだわる気難(きむず)かし屋であるに驚く...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...こだわる理由があったのです...
江戸川乱歩 「妻に失恋した男」
...お金にこだわることがあるのでしょう...
太宰治 「きりぎりす」
...こだわるといっても...
太宰治 「服装に就いて」
...家柄だの教養だのにそうこだわる必要もないではないか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...家族連れで出かけるとその上に家族にこだわるので疲れ方が一層はげしかった...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...私はちょっとこだわるのだった...
外村繁 「夢幻泡影」
...私はへんに気持ちがこだわるのだが...
豊島与志雄 「白木蓮」
...「君のようにいやにこだわるのは...
豊島与志雄 「反抗」
...下らないことにこだわる必要はない!それでも...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...そんなことに何もこだわる必要はないし...
豊島与志雄 「霊感」
...何のこだわる色もなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...立食にこだわるようだが...
長谷川時雨 「鉄くそぶとり」
...二人とも日当にこだわるようなことはなく...
山本周五郎 「季節のない街」
...ただ世評や面目だけにこだわるとすれば...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...かくべつこだわる気持はなかった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...こだわるともなく...
吉川英治 「私本太平記」
...そうこだわるな...
吉川英治 「私本太平記」
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