...「この小倅(こせがれ)は異相(いそう)をしている...
芥川龍之介 「金将軍」
...探険隊の奴らも小伜(こせがれ)も...
海野十三 「大空魔艦」
...いたずら盛りの小伜(こせがれ)かく申す自分も...
岡倉由三郎 「茶の本」
...「慾のない小伜(こせがれ)めが...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...自動車王の持地の隣りに住んでゐるリイといふ男の小忰(こせがれ)も後(あと)を追うて森の茂みに姿を隠した...
薄田泣菫 「茶話」
...小倅(こせがれ)の分際(ぶんざい)で」「町奉行へ訴えて出まする」「町奉行へ何を訴える...
中里介山 「大菩薩峠」
...茂太(もた)とやら茂太(しげた)とやらいう小倅(こせがれ)のことではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...甲州の山の中から出て来た勝っ気で勘定高い小倅(こせがれ)が一人...
中里介山 「大菩薩峠」
...「十七の小伜(こせがれ)……小伜様...
中里介山 「大菩薩峠」
...思われるのは例の茂太郎という小倅(こせがれ)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...「小倅(こせがれ)...
森鴎外 「阿部一族」
...まだ十歳にもならぬ小伜(こせがれ)がだ...
山本周五郎 「末っ子」
...「かねて聞く関羽の小伜(こせがれ)...
吉川英治 「三国志」
...「小伜(こせがれ)を渡せ」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...まだ三十にも届かないこの小伜(こせがれ)の弥九郎にすら...
吉川英治 「新書太閤記」
...成田兵衛(なりたのひょうえ)の小伜(こせがれ)に...
吉川英治 「親鸞」
...「小忰(こせがれ)の悪戯(いたずら)ゆえ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...ませた口をきく小伜(こせがれ)わいの...
吉川英治 「宮本武蔵」
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