...孤城(こじやう)を援(えん)なきに守り...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...前名(ぜんみやう)は即(すなは)ち個人名(こじんめい)で...
伊東忠太 「誤まれる姓名の逆列」
...あながちこじつけではなく...
梅崎春生 「凡人凡語」
...吉備(きび)の兒島(こじま)を生みたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...母親の小皺(こじわ)の多いにこにこした顔と息子の青白い弱々しい淋しい笑顔とは久しく長火鉢に相対してすわった...
田山花袋 「田舎教師」
...乞食(こじき)のようなふうをし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」「だって、前々からのいろんなこともあるし、ここじゃあ、君も嫌だろうと思ったので……...
豊島与志雄 「常識」
...乞食(こじき)はいつもと同じような身体(からだ)つきをし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...棒で木の枝をこじて...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...先づ多少こじ付け得られることが出來れば根據がある...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...売るところなんか聞かなくってもいい」「まだ売るどこじゃありません」「そんならなお聞かなくてもいい」「どうも困るな...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...御丁寧に外から潜戸(くゞり)をこじ開けて入つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こじきがひとり、その上にうずくまって、自分の窮状を断言しながら、帽子を突き出し、まるでめくらのように、白眼を見せている...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...それをこじ上げるようにして抜いて)これを置きっ放しにしてさ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...早速新しい・その父の知らない・系譜的肩書をその名にこじつけ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...加賀見忍剣(かがみにんけん)どのへ知らせん この状(じょう)を手にされし日 ただちに錫杖(しゃくじょう)を富士の西裾野(にしすその)へむけよ たずねたもう御方(おんかた)あらん同志(どうし)の人々にも会い給(たま)わんかしん居士(こじ)四竹童(ちくどう)は弱った...
吉川英治 「神州天馬侠」
...天下のお乞食(こじき)さまとののしり恥ずかしめたな...
吉川英治 「神州天馬侠」
...刀のこじりに触(さわ)ったといってはすぐに抜き合うがだ――いざ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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