...左様右様(とさまこうさま)思ひめぐらし...
巌谷小波 「こがね丸」
...すっかりダリアに秘密を握られてしまった恰好(かっこう)になった...
海野十三 「赤外線男」
...結構々々(けつこう/\)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...それから雷門に向って左の方は広小路(ひろこうじ)です...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...硝子の下と天井裏とに晧々(こうこう)と電灯が輝き渡っているんだから...
谷譲次 「踊る地平線」
...普通この立場を非難する人の説はこうなんだろうと思います...
夏目漱石 「創作家の態度」
...そのまま路地の外へトボトボ出て行こうとするのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私はお種(たね)の顔しか覚えちゃいませんよ」「なんだお前もお種の講中(こうじゅう)か」「ヘエ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...種々(いろ/\)の口實(こうじつ)を設(まう)けて...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...しかし、あんたが、こうして、落着いて居られるのは、僕なんかと違って、現在は困っていても、誰が見ても、あんたには作家として既に築き上げられた地位と言うものが有るんだからな...
三好十郎 「好日」
...備中吉備(きび)郡池田村大字見延字中島小字荒毛(こうげ)同都窪(つくぼ)郡大高村大字安江字稿毛場(こうげば)備前児島(こじま)郡琴浦村大字小田之口字泉苔(いずみこうげ)同 同荘内(しょうない)村大字小島地字峡下(こうげ)同上道(じょうどう)郡古都(こづ)村大字宿字広原(こうげ)美作苫田(とまた)郡芳野村大字宗枝(むねえだ)国字岡原(こうげ)ノ脇(わき)西部播磨には芝と書いたものが多く...
柳田國男 「地名の研究」
...きっとそうだと存じます」あきつはなおひとり言のようにこう云った...
山本周五郎 「日本婦道記」
...こうした事実は、奈良原翁と対等に膝を交えて談笑し、且つ、交際し得た人物が、前記頭山、杉山両氏のほかには、あまり居なかった...
夢野久作 「近世快人伝」
...ここでこうしてコーヒーを飲んでいても...
横光利一 「旅愁」
...わっと泣いて小袿衣(こうちぎ)のたもとに黒髪を埋(うず)めたまま...
吉川英治 「私本太平記」
...鎧櫃(よろいびつ)と行李(こうり)とを振分(ふりわけ)に附けている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...兄から恩賞の沙汰を聞こうなどと期待しているのではない...
吉川英治 「源頼朝」
...こういう仕方で三四週間偵察した後...
和辻哲郎 「鎖国」
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