...献上物を捧げっぱなしにしたままで...
中里介山 「大菩薩峠」
...その文句は霧罟重楼屋(むころうおくをかさぬ)佳人水上行(かじんすいじょうにゆく)白雲帰去路(はくうんかえりさるのみち)不見月波澄(げっぱすむをみず)といふのであつた...
正岡子規 「墨汁一滴」
...不見月波澄(げっぱすむをみず)を解してきりふかく月を見ざればせめてみづにうつるかげなりとも見んとすれどなみあればみづのうへの月をも見る事なしとなりとあり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...顔を曲げたら曲げっぱなしで運ばれて行く...
矢田津世子 「茶粥の記」
...月波浮身(げっぱふしん)の妙変にヒラリと五体を沈めた自斎が...
吉川英治 「剣難女難」
...月白(げっぱく)の中空をつらぬきました...
吉川英治 「三国志」
...月波楼(げっぱろう)へゆくと...
吉川英治 「松のや露八」
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