...やけな気持ちになっていたのだが...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...恩をかえそうとする心のけな気で熱心なのに打たれて...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...けな気(げ)にも...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...やけな気持を起こすかもしれない...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...やけな気持にさえなった...
山本周五郎 「さぶ」
...そんなやけな気持になったことも...
山本周五郎 「初蕾」
...官兵衛はその生命がけな気持を...
吉川英治 「黒田如水」
...尊氏の矛盾だらけな気の弱さや大ざっぱな特質も道誉にすればむかしからつきあい好い男として来たものである...
吉川英治 「私本太平記」
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