...倅(せがれ)のけなげさを褒(ほ)めてやりました...
芥川龍之介 「報恩記」
...ましてや彼らがこの目ざましいけなげな生活を...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...午後四時少年探偵団のけなげな捜索は...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
......
高見順 「死の淵より」
...何とて無官の大夫が健氣(けなげ)なる討死(うちじに)を譽とは思ひ給はぬ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...我ながらけなげであると思われるほど...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...イリューシャの心の中にけなげな精神が...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...けなげにも悲壯な心境が感じられた...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...健気(けなげ)で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どうしてあのようにけなげな勇気を発揮することができたか」ときかれると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...当時の若い母親は健気(けなげ)であった...
吉川英治 「剣の四君子」
...正季が目をくらましていたな!」「…………」「敵ながらけなげな奴だ...
吉川英治 「私本太平記」
...うれしゅうなくてなんとするぞ」「けなげなご一言(ごん)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...養父も汝の健気(けなげ)を見とどけた上で討死いたすであろう」「かならずおくれは取りませぬ」秀勝は両手をつかえた...
吉川英治 「新書太閤記」
...さりとて健気(けなげ)な敵...
吉川英治 「新書太閤記」
...健気(けなげ)にも...
吉川英治 「新書太閤記」
...健気(けなげ)にも...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「健気者(けなげもの)が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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