...まわりをぐるっと取りまいて...
海野十三 「宇宙戦隊」
...じぶんの部屋をぐるっと見まわした...
海野十三 「怪星ガン」
...殿下をぐるっと巻いてしまった...
海野十三 「海底大陸」
...七人の火星人の代表者は三少年のまわりをぐるっと取巻いた...
海野十三 「火星探険」
...山のすそを左の方へぐるっとまわっていった...
海野十三 「三十年後の世界」
...「ここはね、たいへんなところなのよ」と、ニーナは、うつくしい眼を大きくひらいて、ぐるっと、あたりをみまわし、「ここはね、ドイツ軍に属する秘密の、地下工場なのよ」「ええっ!」私は、やっぱり、びっくりしてしまった...
海野十三 「人造人間の秘密」
...ぐるっと後部の方に廻ってから自動車の方に匍っていった...
海野十三 「蠅男」
...あたりをぐるっと見まわした...
海野十三 「一坪館」
...壊れた花瓶には目もくれず室内をぐるっと見まわした――が...
海野十三 「什器破壊業事件」
...ぐるっとはいまわり...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...ぐるっとまわっていくのでした...
江戸川乱歩 「かいじん二十めんそう」
...ぐるっと部屋の中を見まわしました...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...それに、わたしのうちには大学にかよっているむすこもいますし、書生(しょせい)もふたりいるほかに、わたしが社長をしている会社の若い社員に、三人ほどとまりにきてもらっているので、美術室のまわりはむろん、やしきのまわりにも、ぐるっと、見はりがついているわけです...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...殺風景であった」私はぐるっと海へ背をむけた...
太宰治 「狂言の神」
...入ってきてもまるでただ部屋の広さを調べようというような恰好でぐるっと一廻りながめるともう終りでした...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ふちには、ぐるっと、美しい姿の男や女や、見たこともないような可愛らしい子供達があらわしてあって、それらが一面の花や葉の中に、凭(よ)りかかったり、遊んだりしているのでした...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...僕は小屋のまわりを一ぺんぐるっとまわったんだよ...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...「寝床のまわりへぐるっと...
山本周五郎 「青べか物語」
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