...ぐらぐらする椅子(いす)に腰かけて...
有島武郎 「或る女」
...波が押し寄せて彼がぐらぐらする度ごとに...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「俺の頭はこんなにぐらぐらするのが癖だからの...
薄田泣菫 「茶話」
...「頭がぐらぐらする...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...眼がぐらぐらする...
田山花袋 「一兵卒」
...時々ぐらぐらするようであった...
徳田秋声 「あらくれ」
...瞬間弱い頭がぐらぐらするのだった...
徳田秋声 「縮図」
...ぐらぐらするようであった...
徳田秋声 「爛」
...そのぐらぐらするやつに乗っかって...
豊島与志雄 「香奠」
...眼はいよいよぐらぐらする...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...醉にぐらぐらするやうな頭の中には酒塲で受けた色色な印象が...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...開け立てするたびにぐらぐらする...
原民喜 「災厄の日」
...ぐらぐらする頭が強くうなずいていることで...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...「あの人が博士と妾(わたし)との関係を知ったらどうしよう?」彼女は自分の立っている足の下がぐらぐらするような気がした...
平林初之輔 「人造人間」
...米八」と彼は酔ってぐらぐらする躯をまっすぐにしながら云った...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...躯は不安定にぐらぐらするし...
山本周五郎 「さぶ」
...まだ少し頭がぐらぐらするようだから」「ではおれはでかけて来る」鉄馬は出ていった...
山本周五郎 「竹柏記」
...頭がぐらぐらするような気持でした」菊枝夫人の顔が赤くなり...
山本周五郎 「半之助祝言」
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