...いつまでもぐずぐずと機械(きかい)をいじっている...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...この曖昧とぐずぐずとが革命全体に伝わって...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...僕を卑劣漢とでもなんとでも呼び給えだ!」彼はぐずぐずと長いことかかって服をつけ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...今日までぐずぐずと日を過したのだった...
豊島与志雄 「生あらば」
...ぐずぐずと人の悪口をいったり...
中井正一 「美学入門」
...ぐずぐずと崩れてくる...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...ぐずぐずと崩れるはずである...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...池田がぐずぐずと見張りの方へ登って行く後ろから...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...無神経な木偶の様にぐずぐずと喋って居なければならなかった...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...わたしはただぐずぐずと従うだけである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(c)「ぐずぐずと始めよ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「そんなことは出来んだろう」と父は不機嫌な顔を誇張して何かぐずぐずと外方をみている...
矢田津世子 「父」
...その他の低い声のぐずぐずとした部分を...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ぐずぐずと迷うようにあたりを眺めながら...
山川方夫 「待っている女」
...ぐずぐずとやにの鳴る音が聞えた...
山本周五郎 「青べか物語」
...鉄」五人はぐずぐずとそこをはなれ...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...またぐずぐずと飲んでいるところだったので...
山本周五郎 「季節のない街」
...ぐずぐずと蓑(みの)をぬいで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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