...いつまでもぐずぐずと機械(きかい)をいじっている...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...この曖昧とぐずぐずとが革命全体に伝わって...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...もし世間の奴等さえぐずぐずと馬鹿なことを言わなければ...
大杉栄 「男女関係について」
...ついぐずぐずと昼過ぎになってしまった...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...今だにぐずぐずと父が屋敷の一室に閉居しております...
永井荷風 「監獄署の裏」
...ぐずぐずと崩れてくる...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...池田がぐずぐずと見張りの方へ登って行く後ろから...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...無神経な木偶の様にぐずぐずと喋って居なければならなかった...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...わたしはただぐずぐずと従うだけである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...なお意に叶うまでぐずぐずと苦情を云う...
矢田津世子 「神楽坂」
...ぐずぐずとしているうちに酒を量らせて勘定をすまし...
柳田国男 「山の人生」
...ぐずぐずと迷うようにあたりを眺めながら...
山川方夫 「待っている女」
...ぐずぐずとやにの鳴る音が聞えた...
山本周五郎 「青べか物語」
...鉄」五人はぐずぐずとそこをはなれ...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...またぐずぐずと飲んでいるところだったので...
山本周五郎 「季節のない街」
...あぶないから」「ねぼけてるのね」「いなくなったよ」京太はぐずぐずと云った...
山本周五郎 「季節のない街」
...ぐずぐずと蓑(みの)をぬいで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...――赤児はぐずぐずと泣きだし...
山本周五郎 「柳橋物語」
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