...私は自分のぐずな事を悲しみながらます/\ぐずになつて行きます...
伊藤野枝 「遺書の一部より」
...なにをぐずぐずしているんだ! はやく荷物(にもつ)をはこべ!」すご味(み)のあるどなり声が...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...あの場合ぐずぐずしていると...
海野十三 「火薬船」
...皆がぐずぐずしているのを罵った...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...ぐずぐずしていりゃあ...
豊島与志雄 「狐火」
...「僕がぐずついてたので...
豊島与志雄 「椎の木」
...愚図々々(ぐずぐず)言い合うのもかえって見っともないと思って...
永井荷風 「ひかげの花」
...いつまでたってもぐずぐずで...
夏目漱石 「手紙」
...ぐずとか煮え切らないとかいうべきところに...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...ぐずぐずしちゃアいられない...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...私はゆっくりわざとぐずぐずして彼女の室へはいってゆきました...
平林初之輔 「アパートの殺人」
...お前たちがぐずぐずしていれば...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...ぐずぐずするな...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...お乗りください」ぐずぐずしちゃおれない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...ぐずぐずしている...
森鴎外 「心中」
...袁紹の優柔不断な性格がぐずぐずしているまに...
吉川英治 「三国志」
...なおそこらを愚図(ぐず)ついたあげく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...何をぐずついてこんな所に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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