...重い鉄の三角刃は落ちぐあいが悪く...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...奴(やつ)らの新聞仲間の威嚇(いかく)に負けたぐあいになることが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...どんなぐあいにどういうわけあいでやったものか...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それで結構といったぐあいで...
久生十蘭 「あなたも私も」
...「どうしたんです」「それもぐあいがわるい」また綱を探しに行き...
久生十蘭 「無月物語」
...ぐあいよくはいって...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「灰だらけ姫」
...鬢(びん)の毛の顔への掛かりぐあいなど両姫君とも共通してみごとなものであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ぐあいがいいのだけれど...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...思い続けて朝まで泣いていたあとの身体(からだ)のぐあいがよろしくなくて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そしてその腰部で私の腰部をというぐあいに...
山本周五郎 「青べか物語」
...飯篠老人は丹念に吊りぐあいを調べたのち...
山本周五郎 「似而非物語」
...今朝はひどく温和(おとな)しいがどこかぐあいでも悪いんですか」「構わないで下さい」津留はこう叫んで眼をあげた...
山本周五郎 「思い違い物語」
...高速度撮影で映しているようなぐあいであった...
山本周五郎 「季節のない街」
...おっ母さんはぐあいが悪くて寝ているそうだ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...ひきとめる手を振切るようなぐあいに実家へ帰っていった...
山本周五郎 「寒橋」
...とふるい立つといったようなぐあいでした」こごさが娘を産み...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...そのときは病気の発作が起こったようなぐあいで...
山本周五郎 「山彦乙女」
...舳(みよし)のぐあいや...
吉川英治 「神州天馬侠」
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