...やがて、天気ぐあいが、ほんとうにかわってきました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪だるま」
...または光がおれまがる具合(ぐあい)によって...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...鋲でとめたぐあいを...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...「うまいぐあいだ...
江戸川乱歩 「影男」
...まるで小さいちょうちんが木にいっぱいともされたようなぐあいでした...
新美南吉 「木の祭り」
...石垣の工合(ぐあい)から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いいぐあいにひきずりまわされているような...
久生十蘭 「肌色の月」
...斯(こ)う云う工合(ぐあい)に火には二つの性質がある...
宮沢賢治 「学者アラムハラドの見た着物」
...丁度うまい工合(ぐあい)かまいたちになるんだ...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...どこか工合(ぐあい)が悪いようにそろそろと出て来て何か用かと口の中で云いました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...旋盤部全体がうまいぐあいに行かんし...
三好十郎 「その人を知らず」
...ずっと血の引いてゆくぐあいが...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...うまいぐあいにいったんだ...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
...うまいぐあいに、足の指はくつのなかにはいりましたが、かかとが大きすぎます...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「灰かぶり」
...――腹ぐあいでも悪いのか...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...登は側へいって坐り、ぐあいはどうだ、と云いかけたが、すぐ十兵衛に「しっ」と制止された...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...こういうぐあいに云うんだ」徹之助は噛(か)んで含めるように...
山本周五郎 「風流太平記」
...ぼくの腹ぐあいも...
吉川英治 「随筆 新平家」
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