...くたびれた足をのばしながら...
芥川龍之介 「軍艦金剛航海記」
...流石(さすが)に少しくたびれたと見えて...
芥川龍之介 「酒虫」
...さぞくたびれたであろう」正造は言葉をつまらせて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そのためわれわれは旅行よりは泊まることによって一層くたびれた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...私はくたびれたから...
田中貢太郎 「あかんぼの首」
...おそかつた、すまなかつた、くたびれた、がつかりした...
種田山頭火 「行乞記」
...ほんにくたびれたわい...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...待ちくたびれた頃...
野村胡堂 「古城の真昼」
...「ああくたびれた」といって...
林芙美子 「お父さん」
...くたびれた、全く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...くたびれたアクスミンスター絨毯(じゅうたん)...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...何とくたびれたことでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私もくたびれた...
三好十郎 「恐怖の季節」
...くたびれたダンサアか女給が眼につかなかったの?お前は夢にも知らないのだその時...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...春子 ああ、くたびれた...
三好十郎 「樹氷」
...くたびれたでは済まないわよ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...腹ばいがくたびれたので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「くたびれたのだろ」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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