...こつちはいい加減にくたくたとなる...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...五歩行ったらくたくたと膝をついた...
永井隆 「長崎の鐘」
...足(あし)がくたくたと折(を)れ曲(まが)るやうな氣(き)がする...
南部修太郎 「一兵卒と銃」
...そのままくたくたとくずおれてしまいそうな気がした...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...女給が出してくれた椅子にくたくたとくずおれるように腰をかけた...
平林初之輔 「夏の夜の冒険」
...濡れた草の上へくたくたと崩れるように坐った...
山本周五郎 「契りきぬ」
...くたくたと横に寝ころんだ...
山本周五郎 「花も刀も」
...くたくたとそこへ坐って...
山本周五郎 「めおと蝶」
...全市の路地にくたくたとなって駐屯(ちゅうとん)していた官軍へ逆襲(さかよ)せをかけてきたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...粥はやがてくたくたと煮えて来た...
吉川英治 「宮本武蔵」
...くたくたと生首の上に頽(たお)れ...
蘭郁二郎 「鉄路」
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