...この女はあれほど私の詩の仲間を糞味噌(くそみそ)に悪く言い...
太宰治 「男女同権」
...くそみそに愛馬をけなされ...
太宰治 「春の盗賊」
...チーフメーツに「くそみそ」にののしられているのに対して...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...何から何まで悪魔の手にしてやられてしまつたのだ! ほいほい大総帥(ゲトマン)からの恩賞も水の泡だ! 女帝への上書が飛んでもないものの手に渡つてしまつたのだ! ここで祖父はくそみそに悪魔を罵つたから...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...くそみそに侮辱した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...あたまからくそみそな評価なのである...
吉川英治 「私本太平記」
...そこらの天皇や法皇の御名にたいしてもくそみそに悪口をいって憚(はばか)らないのであった...
吉川英治 「平の将門」
...なぜならば、彼の仕えている主人――右大臣藤原忠平が、だれよりも、くそみそに、悪口の対象になるからであった...
吉川英治 「平の将門」
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人っ子ひとり通らない 近寄り はざま
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