...糞真面目(くそまじめ)で興覚めな...
太宰治 「桜桃」
...それに河内介の態度が今夜に限って仔細(しさい)らしく糞真面目(くそまじめ)なのも...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...檜垣がわざとくそまじめに...
田畑修一郎 「石ころ路」
...凡そ古文眞實(くそまじめ)な顏をして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...およそ古文真宝(くそまじめ)な顔をして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...くそまじめな顏をしてゐて...
室生犀星 「めたん子傳」
...相手の方はいつまでもそれにくそまじめな反駁を加えていた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...実はこれまでになんどもこういうはなしがあったのです」とかれは膝をかたくしてくそまじめに云った...
山本周五郎 「日本婦道記」
...くそまじめなくらい堅く稼(かせ)いでいた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そんなくそまじめな仕事をしていたら口が干上ってしまうぜ...
山本周五郎 「柳橋物語」
...くそまじめなほど守ッているが言辞はどこか...
吉川英治 「私本太平記」
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