例文・使い方一覧でみる「くそっ」の意味
スポンサーリンク...せっかくそっとして置いた心のよどみがかきまわされて... 
有島武郎 「或る女」
...手前はしばらくそっちを見張っていちゃどうだ」と乗気になります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...くそっ、もう騙（だま）しには乗らねえぞ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...くそっ！ 頭がぼうっとしてきた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...アタシ達も泣く泣くそっちの方へご案内するんですが...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...最後に探すことになりそうだな」グレイトリム伯爵の口から、くそっ、と悪罵（あくば）が出た...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...くそったれ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...くそっ、この荒廃が気に障りませんか」再び次長は自分の羊皮を着ながら身震いして言った...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...一そう勢よくそっちへ歩いて行きました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...はじめは何となくそっと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...使った後ろくそっぽ洗われもしないのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...いつも若いれんちゅうに押されてうやむやになって来たものです」「古い慣例はなるべくそっとして置きたいのですが...
山本周五郎 「いさましい話」
...「えーと、さて、と」先生は周囲を眺めまわした、「さてとりあえず、――くそっ、こんなときこそ酎をぐっとひっかけられればいいんだが、二杯でも一杯でもいいんだが、のんべ横丁のごーつくばり共どいつもこいつも実行的なやつばかりだからな」先生は立ちあがり、ちょっと考えてから、「まずたんば老かな」と呟（つぶや）き、決意のある表情で、しかし確信なげに外へ出ていった...
山本周五郎 「季節のない街」
...くそっ！伊兵衛はやがて頭を強く振って立った...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...若いほうは、肩をひねって、「くそっ」と、反抗を研ぎ「おれは足利殿の家来だ...
吉川英治 「私本太平記」
...「くそっ、そんなヘロヘロ矢にあたってたまるかっ」将門は、長柄を横に持って、馬をとばして来た...
吉川英治 「平の将門」
...「しっかりしろっ」「くそっ...
吉川英治 「松のや露八」
...「くそっ！」すさまじい敵意を吐いて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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