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伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...外国語(がいこくご)のいみをただしくくみとるには...
高山毅 「福沢諭吉」
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種田山頭火 「其中日記」
...同じ絵はがきを幾組(いくくみ)も買った...
壺井栄 「二十四の瞳」
...私は夢想の神薬でものむようにひと口ずつ口にくくみ...
中勘助 「胆石」
...彼等(かれら)は遂(つひ)に自分(じぶん)の村落(むら)に野合(やがふ)の夫婦(ふうふ)が幾組(いくくみ)あるかといふことをさへ數(かぞ)へ出(だ)した...
長塚節 「土」
...幾組(いくくみ)となく彼(かれ)の心(こゝろ)の前(まへ)を通(とほ)り過(す)ぎたが...
夏目漱石 「門」
...蛙(かえる)がくくみ声で鳴いていました...
新美南吉 「狐」
...縁側で涙をくくみながらよばれていると...
林芙美子 「新版 放浪記」
...塩っぱい涙をくくみながら...
林芙美子 「新版 放浪記」
...幾組(いくくみ)も幾組(いくくみ)もめいめいせわしくせわしく鳴いて通って行くのでした...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...美しい美しい桔梗(ききょう)いろのがらんとした空の下を実に何万という小さな鳥どもが幾組(いくくみ)も幾組もめいめいせわしくせわしく鳴いて通って行くのでした...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
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三好達治 「故郷の花」
...そこに野宿(のじゅく)をする覚悟(かくご)のものが幾組(いくくみ)となく見うけられた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...充分にくくみ含んで...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...掻いくくみて臥しぬる後...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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