...ぎっしりとならんでいるのでした...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「のろまのハンス」
...ぎっしりと床を埋めた所は巧妙だった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ぎっしりと本がつまっている...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...幻の痣を核としてぎっしりと凝集(ぎょうしゅう)してしまったというわけでした...
梅崎春生 「Sの背中」
...ぎっしりと袋の中につまっているので金属とおなじくらいに固く感ぜられる...
海野十三 「怪星ガン」
...安心し切ってぎっしりと舷と舷とをよせ合って...
海野十三 「火薬船」
...中には書類がぎっしりと...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...箱車(はこぐるま)の屋根の上へまでぎっしりと乗上(のりあが)って...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...書棚がぎっしりと列んでいて...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...裏表へぎっしりと書かれている...
谷崎潤一郎 「細雪」
...低い瓦屋根がぎっしりとつまって...
田畑修一郎 「石ころ路」
...書棚にはあらゆる種類の専門書がぎっしりとつまっており...
平林初之輔 「ホオムズの探偵法」
...夏の頃には、小川の両岸から突き出して互に入りまじった沢山の枝が、ぎっしりと、昼も暗いほどに深くしげっていた...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...そのまわりにいちはつがぎっしりと繁っておりました...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...何だか当分ぎっしりとつまった手紙かく根気がぬけて居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私と真理子のあいだにもぎっしりと人がつまり...
山川方夫 「演技の果て」
...針金でぎっしりと結(ゆ)わえられてあった...
山川方夫 「お守り」
...それを囲む四周の山が悉くぎっしりと立ち込んだ密林となっているのである...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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