...ぎくしゃくした調子で口をきった...
有島武郎 「或る女」
...なぜああいうふうにぎくしゃくした運動をしなければならないものかと思って見ているうちに...
寺田寅彦 「試験管」
...ぎくしゃくした歩きようをした...
豊島与志雄 「霧の中」
...へんにぎくしゃくした直線的な君枝であるだけに...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...私が読んだって面白くないンだもの……」「あんまり人の前で本当のこというなよおい!」寛子は二階からぎくしゃくした茶餉台を持って降りて...
林芙美子 「泣虫小僧」
...あちこちぎくしゃくしたところがあり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...一つの癖のように使われたぎくしゃくした明晰を欠いた文章がひっかかりとなって...
宮本百合子 「生きている古典」
...ぎくしゃくした動作で...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...ぎくしゃくしたあるきかたでのしまわるのだが...
山本周五郎 「季節のない街」
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