...惨酷(ざんこく)きわまることである...
海野十三 「金属人間」
...最も陰険(いんけん)きわまるのはこの国際殺人団の本体であるところのJPC秘密結社です...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...こんなふしぎなそして皮肉きわまる出来事があっていいだろうか...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...恐るべき――しかし危険きわまる熱心さだ』そういった帆村は屋上に出た...
海野十三 「街の探偵」
...原子力時代の世の中に非科学きわまる幽霊などにでられてたまるものか」課長は失笑した...
海野十三 「四次元漂流」
...あれは実際陰険きわまるやり口ですよ...
大阪圭吉 「坑鬼」
...人目には平凡きわまる粕谷の荘に自家の埃田を発見して...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ただでさえ陰鬱(いんうつ)きわまるこの隠れ家のうちに...
中里介山 「大菩薩峠」
...進退(しんたい)これきわまるとは啻(ただ)に自転車の上のみにてはあらざりけり...
夏目漱石 「自転車日記」
...彼はこの夫婦があの不快きわまる場面にけりをつけてくれたことに感謝し...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...まったく慎重きわまる裁判所というものですよ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...職業的の賭博者(とばくしゃ)の陋劣(ろうれつ)きわまる手管(てくだ)を覚えこもうとし...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...実に汚くて非衛生的きわまるのだ...
細井和喜蔵 「女給」
...重畳たる山襞のきわまるところに上河内が白くスカイラインを画いている...
松濤明 「春の遠山入り」
...単純きわまる残忍さが徹底している点で言語道断な特殊な一例である...
宮本百合子 「女の手帖」
...不都合きわまる奴...
吉川英治 「江戸三国志」
...いや不思議きわまるものだ...
吉川英治 「私本太平記」
...すこぶる皮肉きわまるものは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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