...きょろきょろあたりを見廻しました...
芥川龍之介 「竜」
...きょろきょろ見られながら...
泉鏡花 「婦系図」
...注意をこの吊り橋と天井の構造にすっかり気をうばわれてそのほうへきょろきょろといそがしく目を走らせている...
海野十三 「怪星ガン」
...あたりをきょろきょろと眺めました...
海野十三 「怪塔王」
...私たち二人を改めてきょろきょろ見比べ...
太宰治 「乞食学生」
...きょろきょろしている...
太宰治 「ろまん燈籠」
...きょろきょろ辺(あた)りを見廻(みまわ)して...
田中英光 「オリンポスの果実」
...どこへ陣取ろうかと云う眼つきできょろきょろするのと...
夏目漱石 「坑夫」
...きょろきょろ見廻して来ると所々の辻々(つじつじ)に講演の看板と云いますか...
夏目漱石 「中味と形式」
...あたりをきょろきょろ見まわす...
火野葦平 「花と龍」
...久太郎は眼をきょろきょろさせ...
火野葦平 「糞尿譚」
...年じゅうきょろきょろしている彼は...
本庄陸男 「白い壁」
...わたしはきょろきょろそこらを見回した...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...しばらくきょろきょろきょろきょろしていましたが...
宮沢賢治 「カイロ団長」
...きょろきょろこっちをのぞいているのです...
宮沢賢治 「さるのこしかけ」
...」と一人が汚い淋しい駅をきょろきょろ眺め廻して云った...
横光利一 「旅愁」
...自分も何に安心したのかきょろきょろ周囲の様子を見廻すのだった...
横光利一 「旅愁」
...裏口をきょろきょろしながら...
吉川英治 「鍋島甲斐守」
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