例文・使い方一覧でみる「きゅうきゅう」の意味


スポンサーリンク

...その世界的野心を遂ぐるに汲々(きゅうきゅう)たる者は無い...   その世界的野心を遂ぐるに汲々たる者は無いの読み方
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」

...歩くときゅうきゅう音のする仙台平(せんだいひら)の袴姿であったが...   歩くときゅうきゅう音のする仙台平の袴姿であったがの読み方
寺田寅彦 「追憶の医師達」

...世のいわゆる慈善家・道徳家・博愛家の丹心より出でずしてかえってかのただ利これ汲々(きゅうきゅう)たるの商人より出でたることを見て...   世のいわゆる慈善家・道徳家・博愛家の丹心より出でずしてかえってかのただ利これ汲々たるの商人より出でたることを見ての読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...国家という上級の形へ移るのにきゅうきゅうたるありさまで...   国家という上級の形へ移るのにきゅうきゅうたるありさまでの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...その相手を捜し出すことにきゅうきゅうとしていて...   その相手を捜し出すことにきゅうきゅうとしていての読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...家のうしろでなに鳥かきゅうきゅうと鳴く...   家のうしろでなに鳥かきゅうきゅうと鳴くの読み方
中勘助 「島守」

...仕方がありません」隠居は窮々(きゅうきゅう)として受身である...   仕方がありません」隠居は窮々として受身であるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...急々如律令(きゅうきゅうにょりつれい)……山谷(さんや)を漕ぎだすと...   急々如律令……山谷を漕ぎだすとの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...ただ一身の苟安(こうあん)を冀(こいねが)うに汲々(きゅうきゅう)たる有様を見ては...   ただ一身の苟安を冀うに汲々たる有様を見てはの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...漸(ようや)くかの私欲私利に汲々(きゅうきゅう)たる帝国主義者の云為(うんい)を厭わしめぬ...   漸くかの私欲私利に汲々たる帝国主義者の云為を厭わしめぬの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...一念その身の栄耀(えいよう)に汲々(きゅうきゅう)として借金賄賂(わいろ)これ本職たるの有様となりたれば...   一念その身の栄耀に汲々として借金賄賂これ本職たるの有様となりたればの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...きゅうきゅうむごい目を見せてやりたいのです」「それ真剣か?」「真剣ですとも――本気ですとも――」「ふうむ」と...   きゅうきゅうむごい目を見せてやりたいのです」「それ真剣か?」「真剣ですとも――本気ですとも――」「ふうむ」との読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...ただ一身の栄利に汲々(きゅうきゅう)としておる状(さま)は...   ただ一身の栄利に汲々としておる状はの読み方
吉川英治 「三国志」

...自分たちの特権を汲々(きゅうきゅう)と守ることしか知らぬ...   自分たちの特権を汲々と守ることしか知らぬの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...私利私慾の営みに汲々(きゅうきゅう)とし...   私利私慾の営みに汲々としの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...身の栄達に汲々(きゅうきゅう)たる――文字どおりの犬でござる...   身の栄達に汲々たる――文字どおりの犬でござるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...それでも思わぬ誤謬や不備を指摘されてきゅうきゅういわせられたことが幾度あったことかしれない...   それでも思わぬ誤謬や不備を指摘されてきゅうきゅういわせられたことが幾度あったことかしれないの読み方
吉川英治 「親鸞」

...自己の栄耀(えよう)にのみ汲々(きゅうきゅう)としている実相(さま)が...   自己の栄耀にのみ汲々としている実相がの読み方
吉川英治 「親鸞」

「きゅうきゅう」の書き方・書き順

いろんなフォントで「きゅうきゅう」

「きゅうきゅう」の英語の意味


ランダム例文:
補遺   座役   一所懸命  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

時事ニュース漢字 📺
自由浮遊惑星   卒業証書   勝利投手  

スポンサーリンク

トップへ戻る