...稍あつて清子は極悪相(きまりわるさう)に言つた...
石川啄木 「鳥影」
...何やらきまりわるさうなり...
田澤稲舟 「五大堂」
...何やらきまりわるさうな房雄の様子に...
田澤稲舟 「五大堂」
...樹明君がきまりわるさうな顔をしてゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...不意にその娘がかれの前をきまりわるさうに顔を赤くして通つて行くのに出会した...
田山録弥 「赤い鳥居」
...きまりわるさうにいひました...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...学校がひけてからいつものとほり遊びにきたおちやんはまだすこし腫れぼつたい目をしてきまりわるさうに「でもあたしほんとにくやしかつたわ」といつた...
中勘助 「銀の匙」
...少しきまりわるさうに笑つてから...
槇本楠郎 「栗ひろひ週間」
...きまりわるさにピーピーピー トントンピーピーなきだした...
村山籌子 「トントンピーピ」
...きまりわるさうに...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
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