...この男はきびしい口調でリップに問いただした...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...ある寒さのきびしい夜の事である...
芥川龍之介 「西郷隆盛」
...以て私たち後輩にきびしい教訓を垂れて下さるおつもりに違いない...
太宰治 「不審庵」
...春寒なか/\きびしい...
種田山頭火 「其中日記」
...残暑がなか/\きびしい...
種田山頭火 「其中日記」
...きびしい顔をした長老たちも笑みをこぼさずにはいられなかった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...われわれのきびしい打撃を受けて...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...手きびしいいたずらをされて...
中里介山 「大菩薩峠」
...言論を取締るきびしい法律が...
蜷川新 「天皇」
...きびしい事を云うのであった...
水上滝太郎 「果樹」
...北国路でも暑さのきびしい時期だったに違いない...
山本周五郎 「ひとごろし」
...きびしい御催促もなさいませんが...
吉川英治 「醤油仏」
...随分おきびしいとのことである...
吉川英治 「新書太閤記」
...哨戒(しょうかい)のきびしい兵庫街道あたりで...
吉川英治 「新書太閤記」
...手甲(てっこう)脚絆(きゃはん)のきびしい旅扮装(たびいでたち)に体をつつんでいた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...きびしい態度に出たので...
吉川英治 「親鸞」
...船路も陸(おか)も関のきびしい蜂須賀(はちすか)領...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...よほどきびしい恐い人だったようである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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