...これは此処では拆白党(せきはくとう)と云う...
芥川龍之介 「上海游記」
...気魄(きはく)のとぼしき者は多いであろう...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...その気魄(きはく)に於ても...
太宰治 「正義と微笑」
...生活の影さえ稀薄(きはく)だ...
太宰治 「正義と微笑」
...日本の東北地方の重鎮(じゅうちん)としてのどっしりした実力は稀薄(きはく)のように思われた...
太宰治 「惜別」
...鋼鉄のような弾性と剛性を備えた肉体全体に精悍(せいかん)で隼(はやぶさ)のような気魄(きはく)のひらめきが見える...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
......
峠三吉 「原爆詩集」
...その英魂毅魄(きはく)を埋(うず)めしめたるも...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...」色彩の妙(みょう)と相俟(あいま)つてゴンクウルは歌麿が立花(りっか)音曲(おんぎょく)裁縫化粧行水(ぎょうずい)等日本の婦女が家居(かきょ)日常の姿態を描きてこれに一種いふべからざる優美の情とまた躍然たる気魄(きはく)を添へ得たる事を絶賞したり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...彼等がどれほどの気魄(きはく)を消耗(しょうこう)せねばならぬかを思うとき...
夏目漱石 「思い出す事など」
...私を理解し得ないために起るぼんやりした稀薄(きはく)な点がどこかに含まれているようでした...
夏目漱石 「こころ」
...すでに個々介立の弊が相互の知識の欠乏と同情の稀薄(きはく)から起ったとすれば...
夏目漱石 「道楽と職業」
...」と人力ひきはくびをかしげました...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...現実性が稀薄(きはく)で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...それを支(ささ)えようとする気魄(きはく)も備わっていた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...夫人の驚きはくどくどしく説くの要はあるまい...
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」
...毅魄(きはく)は千載(ざい)に中原(ちゅうげん)を定めん」となす...
吉川英治 「三国志」
...自己の気魄(きはく)を輸血する気をもっていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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