...羽抜鶏(はぬけどり)吃々(きつきつ)として高音(たかね)かな明治四十一年八月十日 日盛会...
高浜虚子 「五百句」
...聞きなれし時計の軋々(きつきつ)を聞くは...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...お角さんの駕籠の中に呼びつけられた米友の油汗を流しながらの吃々(きつきつ)とした弁明が...
中里介山 「大菩薩峠」
...またどこか自分のくらしいい土地を求めて行きます」五十二吃々(きつきつ)として...
中里介山 「大菩薩峠」
...吃々(きつきつ)と...
長谷川時雨 「西川小りん」
...上州訛りの吃々(きつきつ)と不器用すぎておかしかりしが...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...吃々(きつきつ)として...
吉川英治 「随筆 新平家」
...きつきつとして廻っているか...
オン・ワタナベ(渡辺温) 「兵士と女優」
便利!手書き漢字入力検索