...直隷(ちよくれい)河南(かなん)の大饑饉(だいききん)の際には...
芥川龍之介 「日本の女」
...そのうち貴金属商(ききんぞくしょう)に...
海野十三 「少年探偵長」
...焼金(やききん)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...これに聯関して饑饉(ききん)と噴火の関係を考えた学者さえある...
寺田寅彦 「塵埃と光」
...自分の持つてゐる貸家(かしや)の敷金(しききん)を...
夏目漱石 「それから」
...大変中(なか)のよかった夫婦が飢饉(ききん)のときに...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...凶作飢饉(ききん)というでもないのですから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...饑饉(ききん)には米を給し...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...半飢餓(はんききん)とうつちやり放しの風邪(かぜ)が...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...とうとうほんとうの饑饉(ききん)になってしまいました...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...此頃はもう四年前から引き続いての飢饉(ききん)で...
森鴎外 「大塩平八郎」
...年により馬追鳥里(さと)にきて啼くことあるは飢饉(ききん)の前兆なり...
柳田国男 「遠野物語」
...尋ね人は七赤金星(しちせききんせい)で...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...女飢饉(おんなききん)から...
吉川英治 「大岡越前」
...開かれたる燦碧金襴(さんぺききんらん)の門扉のかたわらに...
吉川英治 「三国志」
...村が飢饉(ききん)で困った年に...
吉田甲子太郎 「負けない少年」
...ドンナイ河に翩々(へんぺん)と帆かけた米穀輸出船は彼の指揮によって饑饉(ききん)と...
吉行エイスケ 「新種族ノラ」
...饑饉(ききん)と疫病(えきびょう)との頻発する当時の生活には...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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