...かなりがっちりした骨組(ほねぐみ)の巨人で...
海野十三 「恐怖の口笛」
...がっちりしたからだをしている西洋人が...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...がっちりした人です...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」
...とにかくがっちりしたものを造ってもらいたいんで...
徳田秋声 「仮装人物」
...いかにも露西亜人らしいがっちりした小肥(こぶと)りの紳士で...
徳田秋声 「仮装人物」
...森岡先生はいかにもがっちりした感じの方でした」「それで...
外村繁 「澪標」
...がっちりした体格で...
中里介山 「大菩薩峠」
...がっちりした体格のお睦に取り押えられて...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...それはなかなかがっちりした仕事なのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ほぼ全員が頑丈でがっちりした体格に見え...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...とてもがっちりしたもので……ちゃんと自分で革も張れば...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...筋のがっちりしたものが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...がっちりした体格に見ほれた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...やがてやってきたラッフルは、背の低い、がっちりした男、年のせいで腰が曲がり白髪だが、ほほはリンゴのように赤い...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ロシアにもクルイロフというがっちりした爺さんがいて...
宮本百合子 「新たなプロレタリア文学」
...がっちりした肩を突き合わせた彼等の密集は底強い圧力を感じさせた...
宮本百合子 「刻々」
...古くて飴色(あめいろ)になった樫材(かしざい)のがっちりしたもので...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...白磨きのがっちりした飯台が四つ...
山本周五郎 「落葉の隣り」
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