...がっしりした男で...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...古風ながっしりしたドアがしまっている...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...一人は三十五六の角顔(かくがお)の体のがっしりした男であった...
田中貢太郎 「赤い土の壺」
...その背の高いがっしりした体を見せていた...
田中貢太郎 「蟹の怪」
...おまえがかきを食うのかね? ほんとかい? こりゃおもしろい! おまえの食べっぷりを拝見しようかね!」だれかのがっしりした手が...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かき」
...がっしりした太い手だった...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...それからがっしりした老人の体格をただみつめていた...
橋本五郎 「地図にない街」
...がっしりした体格の頬髭が濃くて髪を染めている人なんて...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...それは骨組(ほねぐみ)のがっしりした中背の好漢で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...がっしりしたにぎり拳(こぶし)で...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...がっしりした扉(とびら)がついていて...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...がっしりした食卓とか...
堀辰雄 「恢復期」
...がっしりした立派な顔をしていたとある...
牧逸馬 「土から手が」
...一人がっしりした骨組みの五十ばかりの農夫が居睡りをしていたが...
宮本百合子 「北へ行く」
...その上の皮ががっしりした顴骨と腮との周囲に厚い襞を拵えて垂れている...
シュミットボン Willhelm Schmidt-Bonn 森鴎外訳 「鴉」
...老人はそのがっしりした体で...
シュミットボン Willhelm Schmidt-Bonn 森鴎外訳 「鴉」
...がっしりした本間(ほんげん)襖で...
山本周五郎 「さぶ」
...われにもあらず男のがっしりしたからだに...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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