...がっしりした肩をゆすって...
有島武郎 「或る女」
...背が低い、がっしりした、眼の大きい男である...
梅崎春生 「桜島」
...がっしりした大きな面(めん)が...
海野十三 「空襲葬送曲」
...がっしりした体を真直(まっす)ぐに...
海野十三 「白蛇の死」
...テーブルの上にあったがっしりした編上靴を持ちあげて...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...がっしりした体格で...
豊島与志雄 「死の前後」
...がっしりした骨格なのだ...
豊島与志雄 「自由人」
...がっしりした太い手だった...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...何よりも骨骼のがっしりした...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...まるで胡桃みたいにがっしりした...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...これも矢張りがっしりした男であった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...苦い顔を見せる体格のがっしりした職業的な乞食ども...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...体のがっしりした赤ら顔の農夫がイングランド銀行紙幣を八百ポンドすられたと大声を上げた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...がっしりした都門を抜けて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...古いがっしりした都門を潜ると...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...縁側或は座敷から下りる石はがっしりしたものを用いたい...
室生犀星 「庭をつくる人」
...がっしりした家を買って来る金があったかということになる...
柳田国男 「故郷七十年」
...がっしりした中年以上の武家...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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