...がっしりした男が腰をかがめて...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...東京の近郊では有名な料理店で木材も大きながっしりしたのを用いてあるが...
田中貢太郎 「料理番と婢の姿」
...がっしりした血色のいい若者で...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「株式仲買人」
...波打つ天井ががっしりした楢の梁に支えられ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」
...がっしりした監獄(かんごく)の杭(くい)を一本一本かんじょうしながらながめていました...
フョードル・ドストエフスキー 神西清訳 「百姓マレイ」
...がっしりした体格で...
豊島与志雄 「死の前後」
...がっしりした島村の体躯とその落付いた顔付とを見てるうちに...
豊島与志雄 「立枯れ」
...肩のいかった身体付(からだつき)のがっしりした女であるが...
永井荷風 「雪解」
...何よりも骨骼のがっしりした...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...骨骼のがっしりしたレアリズムの文学を以て任じていた...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...あのリズミカルでがっしりした形式にかかっているのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...それからがっしりした老人の体格をただみつめていた...
橋本五郎 「地図にない街」
...与平はがっしりした躯(からだ)つきで千穂子の前を歩いて行く...
林芙美子 「河沙魚」
...まるで胡桃みたいにがっしりした...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ウォルタ・ウォードのがっしりした立ち姿は荒海に立つ岩のよう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...がっしりした体格で...
三浦環 「お蝶夫人」
...がっしりした行燈(あんどう)がある...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...がっしりした造りなので...
山本周五郎 「山彦乙女」
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