...膝ががくがくふるえた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...ぼくの膝は急にがくがくになった...
海野十三 「恐龍艇の冒険」
...がくがくと動いて...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...更にがくがくの論を続ける...
太宰治 「愛と美について」
...北京の人の諤々(がくがく)たる時事解説を神妙らしく拝聴しながら...
太宰治 「佳日」
...そして膝頭ががくがくし...
豊島与志雄 「霧の中」
...がくがく震わしながら...
直木三十五 「南国太平記」
...膝頭ががくがくと顫え出した...
火野葦平 「糞尿譚」
...数分前はここにいたのに」「ちょっと説明が必要ですな」第十五章 妖婦カルデラが電話室から書斎に帰ってきたとき、膝はがくがく、額には銃で脅(おど)されたあざがある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...生れて育った郷里のなつかしさががくがくと咽喉(のど)につかえた...
本庄陸男 「石狩川」
...がくがくと動いている教師の顎を眺め...
本庄陸男 「白い壁」
...からだはやはりがくがくふるえていました...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...もうがくがくしてゐるものがなくなつてゐるので...
室生犀星 「めたん子傳」
...今年は少し早いようだな」新八は足ががくがくした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...がくがくと浮いた...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...侃々諤々(かんかんがくがく)も...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...逃げる脚(あし)すら、がくがくとして、顫(ふる)えがやまなかった...
吉川英治 「松のや露八」
...がくがくわななく体力とが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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